花粉撃退には洗濯柔軟剤が有効!お肌にも地球にも優しい柔軟剤はこれだ!
とうとう花粉の季節がやって来ました。
毎年「今年の花粉は例年に比べて多い」と言われている気がしますが、その言葉通り今年も多い気がします。
そんな花粉のせいで、いつの頃からか無防備に春を楽しめなくなってしまいました…
さて、今回はその花粉対策の一つとしての”洗濯柔軟剤”についてです。
地球環境のことを考えると「柔軟剤ってどうなの…?」という声も聞こえて来そうなので、今回は”地球に優しい”洗濯柔軟剤をご紹介します!
Contents
花粉対策に柔軟剤が効果的な理由とは?
数ある花粉対策の一つとして、洗濯物の干し方があります。
花粉は着用している衣類・洗濯物に容赦なく付着するので、一つでも多く花粉を除去するための方法として柔軟剤を使用すると軽減できます。
柔軟剤と静電気と花粉の関係
花粉は主に静電気に吸い寄せられます。
まだまだ乾燥するこの季節、洋服を着るたびにパチパチなることも…
そこで柔軟剤を使用することで静電気が抑えられ、花粉の付着を軽減できるのです。
静電気は花粉だけでなく、ホコリやウイルスまでも吸い寄せてしまいますので、静電気は侮れません。
普段着用する衣類だけでなく、タオル類やベッドリネンなど、あらゆるものに花粉やホコリが付着することを考えると、毎日無理なく対処していきたいですね。
その他のお洗濯に関わる花粉対策
柔軟剤を使用すると効果的なのはわかったぞ。
他にも何か対策できることはあるだろうか⁈
早朝に干して早めに取り込む
こちらの表は花粉の飛散時間帯グラフになります。
グラフから見て取れるように、花粉の飛散時間は1日に2回ピークがあります。
主にお昼前後・夕方の帰宅時間です。
よって、外干しをしたい方は早朝に干して、お昼12時までには取り込んでおくと良いでしょう。
こうやってグラフで見ると、1日の内で飛散量にだいぶ差があるんだニャ〜
外干しは曇りの日がベスト
花粉の飛散量は天候によっても左右されます。
- 晴天
- 気温が高い日
- 風が強い日
- 雨の日の翌日
- 湿度が低く乾燥している日
これらの条件が重なると、花粉の飛散量が多くなるので、要注意です。
よって、花粉が比較的少なめな天候は”風が弱く、気温も低い曇りの日”です!
なるほど!
晴れの日に比べると洗濯物は乾きにくいかもだけど、花粉は軽減できるんだニャ!
洗濯物を取り込む際ははたいて花粉を落としてから
とてもシンプルな方法ではありますが、”洗濯物をはたいてから取り込む”というひと手間で、だいぶ軽減されます。
花粉を家の中に持ち込まない!という対策はとても重要です!
これは外出先から家に帰宅した時もそうですね。
帰宅時間帯が花粉のピークの一つでもありますから、玄関入る前にパンパンッと払い落とす習慣も付けましょう!
人にも地球にも優しい柔軟剤の選び方
さて!ここからは柔軟剤選びのお話しニャ!
人にも地球にも優しい柔軟剤ってどういうものニャ?
ドラッグストアへ行くとたくさんの種類の柔軟剤が置いてあります。
ライフスタイルによって選ぶ基準は様々かと思いますが、果たして人にも地球にも優しい柔軟剤とはどのようなものなのでしょうか。
- 植物性界面活性剤が主成分であるもの
- 無香料もしくは自然由来の香料
- ノンシリコン
柔軟剤の成分
まず、柔軟剤とは基本どのような成分で成り立っているのかをお伝えします。
- 界面活性剤
- 性能向上剤
- 安定化剤
- 香料
これらの内、主成分となるのが界面活性剤です。
そしてこの界面活性剤には”石油系”と”植物系”の2種類があります。
一般的にこの”石油系界面活性剤”が水質汚染を中心に環境汚染を引き起こすと言われています。
石油系界面活性剤が人や環境にインパクトが強いワケ
界面活性剤が主成分ということはわかったが、それがどのように環境や人に負荷をかけてしまうんだ?
一般的に出回っている柔軟剤は主に石油系界面活性剤が使用されているものです。
この石油系界面活性剤こそが、人や環境に負荷をかけてしまう傾向にあります。
石油系界面活性剤は生分解をすることが難しく、環境に排泄されるたびに生態系を傷付ける結果となります。
また、これらの化学薬品が少なからず肌を刺激して、肌が弱い方には反応が出てしまうこととなるのです。
その点、”植物性界面活性剤”は石油成分が含まれていないため、排泄された際も薬剤が自然に還る仕組みになっています。
香りは自然由来成分のものを選ぼう!
柔軟剤と言えば香りだニャ!
しかしこの香りもなにか悪さするの?
柔軟剤の醍醐味と言えばふわふわ・良い香りが一般的だと思います。
しかしその香り成分が実はお肌へ刺激を与えたり、環境へ負荷を与えてしまっていることが多いのです。
香りを作り出している化学成分が衣類・タオル類に残っていることで、良い香りを放ちます。
しかし、お肌の弱い方はその化学成分に反応して、肌が痒くなったり、荒れてしまう原因になるのです。
また、その香り成分は主にマイクロカプセル状となって衣類・タオル類に残っているのですが、そのマイクロカプセルが排水となって海に流れ出し、マイクロプラスチックとなって海洋汚染を引き起こしてしまうのです。
ノンシリコンを選ぼう!
”ノンシリコン”という言葉は主にシャンプーに対して聞き馴染みのある言葉かと思います。
そもそも”シリコン”成分配合とはシャンプーで言うと髪の毛の指通りを良くする、言わば潤滑剤のようなものです。
この”シリコン”が配合されていることによって、繊維間のコーティングをし、肌触りが柔らかくなります。
しかし、その”シリコン”は化学成分ゆえ、時にお肌を刺激してしまうのです。
よって、お肌が繊細で敏感な方は”ノンシリコン”の柔軟剤をオススメします!
とことん環境に優しい柔軟剤はこちら!
ECOSTORE(エコストア)
1993年、ニュージランドのある夫婦のガレージから生まれたホームケアブランド。
最近では様々なドラッグストアで目にする機会も増えたのではないでしょうか。
こちらの柔軟剤は植物由来の原材料を使用しており、石油系界面活性剤は使用しておりません。
また、ノンシリコン、天然香料の使用により、お肌への刺激もかなり軽減されています。
我が家はこちらの洗剤と柔軟剤を使っているわ♪
天然香料だからとても心地が良くて、もうケミカルな香料には戻れない!
sonett(ソネット)
1977年にドイツで生まれたオーガニック洗剤のパイオニアです。
こちらのブランドは製品の全てが生分解でき、人と環境にとって害のある成分は一切使用しないという徹底ぶり。
柔軟剤はクエン酸がベースとなり、無香料となっております。
まとめ
花粉対策の一つとして、柔軟剤を使用することに始まり、人にも環境にも優しい柔軟剤選びについてお届けしました。
ぜひ今後お店で柔軟剤を選ぶ際、ササっと裏面に書いてある成分をチェックしてみてください!
これからは香りだけで柔軟剤を選ぶのではなく、成分をしっかり見て選ぶことにするワン!