コラム

【Today’s column】ネガティブマインドをなくした時、人は自由になれる

nina

息子、現在8歳。
ありがたいことにまだママのことが大好きでいてくれる。
一緒にお外を歩く時も、さらっと手を繋いで来てくれる。

私は心の中で
「え?いいの?まだ手を繋ぎたいと思ってくれているの?」
と思いながら、その手を握り返す。

そして同時にこうも思う。
「誰かお友達に遭遇したら、その手をサッと引っ込めちゃうのかな…」
「来年はまだ手を繋いでくれるかな…」
てね。

そう思うとその1秒1秒がとても愛おしく感じてしまう。
きっとあと数年したらもう私と一緒にお外さえも歩いてくれなくなってしまうんだろうな。
育児とは心底切ない…

と思いながらも毎日ガミガミ怒ってしまう自分がいるのですよ。
そんなに怒らなくても…
と思うのだけど、なかなかどうして怒らせることをするんだ、これが…

息子はどちらかというと元気が過ぎる方で、とにかく落ち着きがない。
1日の中で何度呆れることか…何回同じことを言わなくちゃいけないことか…
息子のエネルギーに向き合うには、私にもそれ相応のエネルギーが必要になってくる。

昨日もガミガミ
今日もガミガミ
明日もガミガミ

こんなにガミガミ言っているママに息子はいつだってキラキラした笑顔と愛をくれる。

”この子は神様からの贈り物か?
こんなにも私を必要として、愛してくれる息子に対して私はどんだけ大馬鹿者なのだろう…”

そう思いながら息子が寝入ったあとひっそり息子の小さい頃の写真を見たり、動画を見たりして反省。
更には息子の寝顔を見ながら、そっと手を握って私は寝る前のひと時を過ごす。
”あぁなんて温かい手だろう。まだまだ子供の手の柔らかさだな”
なんて思いながらね。

まだ息子が私を大好きでいてくれるまでに、私もたくさんの愛を返そう。
そしてたくさんの笑顔を息子に向けよう。

そう心に思う日々。

どれだけ洗濯物をカゴに入れなくても。
脱いだ服が形状記憶状態で床に放置されていようとも。
食べた皿を言われないと下げなくても。
YouTubeを観続けていても…etc…

でも多分それってそんなに大したことじゃない。
誰かにとんでもない迷惑をかけたり、命に関わることがない限り、それ以外はきっとそんなに大したことじゃない。

だとしたら、たくさん笑い合って素晴らしい時を共有して過ごす毎日の方が数万倍も幸せじゃないか!

育児ってどうしてもジャッジメンタルになりがち。
そのメンタルを子供に向けるのはあまりにも悲しい。
だけど気づかないうちにそんな自分になっていたりする。

大好きな我が子に愛を伝えるには、もう少しわかりやすい方法で伝えていくべきだな。
そうすれば毎晩「今日も怒っちゃってごめんね」なんてクソみたいな気持ちで眠りにつかなくてすむもの。

大好きならば大好きである接し方をすること。
育児は確かに大変だけど、どうせ大変ならば、物事の良いところを見続ける大変さの方が良い。
「今日も息子が言うことを聞かなくて大変だった」
よりも
「今日も息子と遊びを考えるのが大変だった」

そっちの方がきっと息子も私もハッピー!

大概のことは笑って過ごせるものなんだ。

きっと今日も
「ママー!洋服引っ掛けて破れちゃったー!確かこれまだ買ったばかりだよねー。ウケるよねー!」
そんな声が聞こえてくるよ。

ABOUT ME
nina
nina
ブロガー
恋をして結婚をして出産をして犬と一緒の海辺の暮らし
そんなアラフォー女性が、大好きなオーガニックコスメに始まりエシカルな暮らしを実践中。
”女性にまつわるエトセトラ”を通して、少しでも毎日がご機嫌になれるような智恵を発信していきます☆
育児、ヨガ、アーユルヴェーダのこともたま〜にエッセイとして書いていくね♪
記事URLをコピーしました