【Today’s column】子ども同士だけでの映画館デビュー
”ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー”
息子がどうしても観たくて観たくて仕方がなかった映画。
だけど連れて行ってあげられない…
なぜなら私が映画館に行けないから。
それはね、私が独身時代に就いていた仕事で目をあまりにも酷使してしまったことで、視神経が弱くなってしまったから。
それにより映画館での大きな光に対応できず、吐き気に襲われ、目が回ってしまうようになってしまったのです。
それまでは私自身、映画が大好きで、1人で映画館に行っていたほど。
だからこそ思い描く息子との映画館デート。
きっとそれは楽しいだろうな。
ポップコーンはマストでしょ、飲み物は何にしようかな?
隣に座る息子が大画面を凝視する姿を見てみたいな。
きっと興奮冷めやらぬ様子で映画の余韻を一緒に楽しむんだろうな。
そして映画の感想をあれやこれや一緒に話して…
なんてことは大して思わないので、特段悲しい気持ちにはなりません。
ただ、映画館くらい一緒に行って楽しませてあげたいな、と言う思いは存分にあります。
なんとかならないかな…
なんて思っていたら!
お友達が映画に誘ってくれました!
しかも息子がずっと観たかった映画♪
そのありがたいお誘いに二つ返事で答え、遂に今日観に行って来ました。
しかも、なんと子供達2人だけで!
映画館までは一緒に行き、更には座席シートの見方もきっとわからないだろうから、一緒に席まで同行。
「ここで周りの人たちに迷惑をかけないように静かに観ているんだよ。」
映画を観るまでは大興奮していた息子たちでしたが、席についた途端、急にかしこまった様子で静かに待機。
息子にとっては初めての体験で、急に緊張し始めたのかな?
なんてことを思いながらも私たち母はさっさと退散。
でも時折、急に心細くなっていないかな?
なんて少しばかり気になりながらも、息子ならば大丈夫!と信じる気持ちで2時間ちょっと。
迎えに行った息子は興奮がおさまらず、私に全てのストーリーを話し続ける話し続ける…
「楽しかった?」
その問いかけに
「もちろん!また行きたい!今日はほんと良い日だったわー」
大好きな映画が観れて良かったね、と言う想いと、これで私にしてあげれないことを一つクリアする方法が見つかって嬉しい気持ち。
自分でできないからゼロだと決めつけなくて良い。
必ず打開策は見つかる。
そのためには時に人に頼り、甘えることも大切。
だからこそ、私にできることがあれば、快く動いてあげる気持ちは常に持ち続けなくてはいけない。
ほんと、今日は息子の言う通り、”良い日”だった♪